これらのユーザー行動をサイコグラフィック係数と掛け合わせるとどのような結果になるでしょう?ただの仮説からより現実的な施策根拠として説得力を持つことが可能になるのではないでしょうか?
こんなお店だったとき。。。。
何人必要なんでしょうか?アルバイトさん。
「4方向を図る」ために 4名
「ディスプレイと見た」 と判定3名
「店内のVMD」も測定対処です 1名
合計8名を店舗が運営時間10:00~20:00だとして
日給8,000
(実働8hこえるからおそらく交代要員分も必要ですよね。)
8名×8,000 = 64,000/日
もちろん1日だけ計測してもあまり意味はありません、お客様の行動分析をするためには最低でも一週間。
消費行動をとるためには一か月。
欲を行けば、3か月の1クールで計測をしたいです。
64,000×30日 = 1,920,000/月
1,920,000×3か月 = 5,760,000/1クール
そこまでコストをかけた数字のわりには、費用対効果は期待できないですね。
だから「計測しない」という結論となってる方がいいと思っています。
コンバージョン率(購入者数/来店数)
おそらくどのどちらさまもPOSレジ、それらに類する販売管理システムを運用されていると思いますが「来店数」の把握についてはいかがでしょうか?
特にアパレルや小売り業種の場合
「購買数=来店数」としてカウントされていませんか?
それではコンバージョン率が100%となってしまいます。
AIDMAのファネルに当てはめたとき、Actionステージしか計測されないのでは「販売促進」としての施策して十分な施策検討をしているといえるのでしょうか?
必ず入店はしても「離脱」はしてしまいます、それは仕方名がないと思います。
いまWEB/ECの世界ではその離脱理由、離脱ポイント、離脱条件を正しく把握し購買ニーズをより深く理解する施策が、日々研究されています。
・商品を閲覧していた時間
・説明まで読んでいた人数
・カートまでいれた人数
・カードに入れたが購入しなかった人数
これらをトラッキングし、次の購買タイミングへ誘導(リマインド)するのがEC/ビックデータのトレンドとなっています。
店舗スタッフの皆様も、日々心を砕きお客様をもてなし、そういった「購入条件」「離脱条件」をナレッジとしてお持ちと思います。
ECサイトはネットならではの良さがあると思いますが、リアル店舗であってもお客様の行動分析をトラッキングし集積できれば、スタッフ様のナレッジと掛け合わせ、リアル店舗ならではの販促設計、ディスプレイプロモモーションを行えるのではないと考えています。
世界中の素敵な冬のディスプレイ
ちょうどタイムリーにWWDさんがウィンドウディスプレイの特集を組んでくれたので便乗リンクです(笑
やっぱり素敵ですよねー
こういうディスプレイはたくさんの人が足を止めて見上げることでしょう。
それを数値化できたら、きっと面白いデータが取れるんだろうな。。。と考えてしまうのはエンジニアだからでしょうか(笑
「混み具合」とは別の目線でウィンドウディスプレイの注目度を計測し、集積することでカレンダーや曜日カレンダーとして集積することで見えてくるものもあるのではないでしょうか?
注目度累積(12月)カレンダー

注目度累積(曜日:時間ヒートマップ)
こんなデータを取れるようなツールを開発しています
「
ディスプレイ広告物の効果測定ツール」上記のカレンダー・ヒートマップも弊社製品から集積したデータをもとに加工しグラフ化したものでリアルな数字になります。
弊社の製品を使えば、交通量調査のアルバイトさんを雇わずに計測できます。
それも24時間、夜間お店が閉まった後でも
ディスプレイを見てくれた人が計測できます。
何秒、ディスプレイを見ていたのか時間まで計測できます。
ディスプレイからどの程度の距離・位置で見ていたのか。
興味度をより深く理解する数値をとることができます。
ただし、鏡面反射やコントラストの課題もあり100%の制度は保証できません。
絶賛トライアルにてチューニングを行っています。
皆様へご紹介できる日を一日でも早くできるよう、頑張って進めておりますので今しばらくお待ちください。
昨日の下町ロケット最終回を見て、モチベーションあがりまくりのNaoyaでした!