RETAIL TECH 2019.05.15

【Google データポータル】前週同曜日の時系列データ比較のしかた【Tips】

毎日Google データポータル様に振り回されております、Naoyaです。

いつの間にかGoogle データポータルの「比較期間」指定のところに、しれっと機能が追加されていたのでご紹介します。(自分が気づいていなかっただけ?)

Google データポータルは画面上のデータ取り扱い期間が、カレンダーコンポーネントによって期間制御されます。

 

【カレンダーコンポーネント】


Googleアナリティクスの「期間」指定用部品ですね。
これでグラフ上に表示する期間を任意に設定できるので、実務上とても便利な「条件」設定があります。

 

デフォルト日の指定方法


下記の条件はGoogle データポータルのページを開いた時の「デフォルト日」を指定することができます。

●絶対指定
●過去7日間
●過去14日間
●過去28日間
●過去30日間
●今日
●昨日
●今週(日曜日から)
●今週日曜から今日まで
●先週(日曜から)
●今週(月曜から)
●今週月曜から今日まで
●先週(月曜日から)
●今月
●今月はじめから今日まで
●先月
●今四半期
●今四半期初めから今日まで
●前四半期
●今年
●前年
●自動期間

仮に2019/05/12だった場合。
 今日を指定すれば 5/12
 昨日を指定すれば 5/11
 今週を指定すれば5/6~6/12まで。がグラフへデータを反映させる期間となります。

「今日」


「昨日」

これはとても便利な機能ですね。
デフォルト日付を指定しておいてあげれば、誰が見ても「今日」の今の状態を見ることができるので、いちいち操作を教える必要がありません。

 

データの比較

実務上データを集計してくると、比較がしたくなってきます。それが俗にいう「分析」になってくるわけですが、Google データポータルには「今」と「過去」を比較表示してくれる機能があります。

比較機能をONにすると「今」は濃い色。「過去」は薄い色で色分けされ、同一グラフ上に表現されます。

【比較していな場合(デフォルト)】


【比較モード】

棒グラフが細くなり、「今」「過去」という並びで表現されます。

比較条件の呼び出し方は簡単です。

1)グラフコンポーネントをクリックすると、画面右にプロパティが表示されます。


2)「比較期間」のプルダウンを選択すると、カレンダーオプションが表示されます。


3)カレンダーオプション:画面右上にあるプルダウンをさらに選択すると
「比較対象」を選択することができます。

ここでいう「前の期間」は今画面に表示している期間の前の期間。という解釈なので
今日1日分であれば、昨日一日分
今週一週間分であれば、先週一週間分。
といった具合です。
長期間のデータを対象にしていれば「前年同日」が選択可能です。

 

業務条件:今週の月曜日と先週の月曜日の比較をしたい。

さて、ここまで比較系のご紹介をしていましたが。
実務上言われるのが「今日(木曜日)と先週の木曜日の比較を時系列でしたい」という場面が多々あります。

店舗データ、イベントデータを詳細に見る場合、日次集計単位でなく時系列「X軸が時間」として表現されたグラフで「何時にどうなったかが知りたい」という場面が多々あります。

【週次集計の前週比較】

週次、月次表現の場合集計単位が必然的に「日」になるので、週間集計にすれば自動的に「前週の同曜日」となるので比較設定は楽なのですが。

【日次集計の場合(比較なし)】

日次集計の場合、X軸が時間となるわけですが。
ここで「比較範囲設定=前の期間」とすると、「前日」になってしまいます。

前日比較の場合はこれでいいのですが、実務上は「今日(木曜日)と先週の木曜日を比較したい」時には設定にコツが必要です。

【前週の同曜日の一日分のデータと比較する】

上記設定にすることで、自動的に「前週の同曜日」のデータと比較してくれます。

比較した結果がこちら

凡例が短縮されて見えないですね。。。

グラフをクリックしてあげると、濃い色は「今日(5/12)」薄い色が「前週の同曜日(5/5)」を取得してきていることがわかります。

 

都度改修:都度組み込みの重要性

休日の交通量ペースの比較はやはり、休日の交通量ペースで比較したいと思います。
比較する対象が任意で選べるととても効率的なダッシュボードが制作できます。

これまでであれば、会議の最中に急に「これさー先週の~~と比較できないの?」と言われ、ぽちぽちGoogle アナリティクスの画面を操作したりExcelの表を変更したりさせられたりするわけですが。そういう「気になるポイント」を都度組み込んで改修していけば、いずれ勝手に見て考えてくれるようになると思います。
(せっかく会議に合わせて、整えてきたのに思い付きでポンポン言って。遅いとか言うんじゃねーよ、自分でやれよ)的な思いが芽生えても(次回はもう言われないぞ♪)って思えるようになります。

 

時間軸評価の利用シーン

店舗運営やイベントをやっていると「その日どう変動したか」が、後日運営のヒントになったりします。
入店率をシンプルに時系列比較すると下図のようになります。

まさに今、どうなっているのか?
この記事を執筆している5/12は母の日当日。当社が運営するインナチュラルは母の日が年間で一番忙しくなる日です。
まさにこのタイミングの時間軸比較が重要となります。

こんな風に比較することができるGoogle データポータルのグラフ比較機能。何かのタイミングで是非有益に利用してください。

 

注意!

詳細設定で「前週指定」とした場合、カレンダーコンポーネントからの相対日で指定されるわけではありません。あくまで基準日は「今日」となります。
そのため、画面上のカレンダーコンポーネントを。別の日にしても、比較対象日は「前週指定した日」に固定されます。

「今回の記事の前週比較」が有効なのは、あくまで「今日」見ている時だけですのでご注意ください。