RETAIL TECH 2020.03.24

『有明ガーデン』のオープンに因んで店舗計測について解説してみた

 

2020年6月17日(水)、 大規模複合開発『有明ガーデン』がオープンされたことはご存じでしょうか。

 

開発を進めている住友不動産は「東京湾岸有明に、TOKYOの未来を熱くする街」というプロジェクトのもと、大規模な開発が進められました。

 

各地から多くの人々が集まることが予想されていましたが、有明ガーデンのような大型商業施設において”お客様の購買行動を計測”したらどうなるのか、小売の視点に立って解説していきます。

 

小売業に携わる方はぜひチェックしてみてください。

 

住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社の公式サイト

 

【目次】

・住友不動産の再開発プロジェクト『有明ガーデン』とは

・大型商業施設の顧客の動向について

・事前の店舗分析でトラブル回避

・まとめ

 

住友不動産の再開発プロジェクト『有明ガーデン』とは

有明ガーデンの施設配置図

 

有明ガーデンは、“国家戦略特区事業”として周りにホテル、劇場型ホール、温泉施設、ガーデンパーク、劇団四季が建設されるという特殊な商業施設です。

さらに周辺にはオリンピック競技会場がいくつも建設され、オリンピック期間中観戦に訪れる人々にとって一番近い大型商業施設だと言えます。

 

そして、近隣の晴海がオリンピック選手の選手村に選ばれていることも特殊な理由の1つではないでしょうか。
オリンピック期間中には多くの選手が訪れることが予想され、終わったあとも選手達が宿泊した建物は居住用として生まれ変わる予定です。

そのため、ここに住むことになる方たちにとって有明ガーデンは身近な商業施設になると言えます。

 

大型商業施設の顧客の動向について

 

このようにビッグイベントを控えて誕生する有明ガーデンは、開業1年目にして世界中から多種多様な人々が訪れ、施設を取り巻く環境に大きな変化が訪れます。

では、小売の視点からみたときに、この大きな変化に対して気になることはないでしょうか。

オリンピック期間中には
どれほどのお客様が日本各地、世界から訪れてくれるのか
オリンピック後にはどれほどのお客様が利用してくれるのか
など、お客様の動向がどうなるか気になるかと思います。

 

大型商業施設でも、とくにオープン直後やビッグイベントなどの人の流入が激しくなるときほど動向が読みづらいと思います。

もし想定していた以上に利用客が多くいれば、在庫の不足や現場の混乱もあり、スムーズにいかない場合も出てくるでしょう。

店舗のオペレーションが上手くいかなければ、入店数に対して見込んでいた売上金額に届かないことも十分に考えられます。

 

事前の店舗分析でトラブル回避

大型商業施設に限らない話ですが、多くのお客様の入店が予想されるときこそ『計測』を始めるのがおすすめです。

 

「店舗の計測=現場の状況を把握して店舗改善につなげる」と捉えられる方が多いですが、計測は人員、入荷量、在庫量を適正に調整するためにも役立てることができます。

店舗をうまく運営するためには、お客様の動向をいち早くキャッチすることが必要です。

 

もちろん店舗スタッフとコミュニケーションをとるために、定期的に訪問することも不可欠。

しかし、シフトの関係で日や時間によってスタッフも変わってしまうので、定量的に正確な状況把握をすることは難しいでしょう。

 

もしも定量的な判断が必要な場合には、計測ツールが必要になります。

機械であれば同じ場所で常に同じ目線で状況を数字で伝えてくれます。

この数字の変化にいち早く気づくことによって、
・人員の数
・時間帯ごとのシフトの調整
・店頭への入荷量、入荷のタイミング
などを判断できるようになります。

 

この最適な判断ができることで、販売の機会ロス削減につながるかと思います。

 

まとめ

 

「店舗の計測に興味はあるけど、まずは何から計測すればいいかわからない」といった方も多いですが、まずは入店数から計測してみるのはいかがでしょうか。

 

曜日、時間帯ごとの入店数を調べることで
「この時間は1番混むから休憩時間はずらそう」や
「混雑が予想されるときは必ず店長がいるようにしよう」
というように、すぐにできる改善策が見えてきます。

 

お店の計測をスタートするタイミングは
お店の業績が好調なときor不調なとき
どちらでもなく、「すぐに」でもスタートすべきです。

 

営業日に毎回計測をして週次・月次ごとにチェックする店舗と
店舗スタッフの勘と売上集計だけで状況を把握しようとする店舗

どちらがより的確な改善につなげられそうでしょうか。

 

勘と売上集計だけだと
・新規顧客か既存顧客か
・入店はしたけど実際に購入に至らなかった人
などが見えてきません。

 

こういう抜け漏れしやすい情報を拾うことができる店舗こそ、持続的にお客様に利用されるお店になれます。

見込み客を取りこぼさないように、簡単な計測からスタートしてみてはいかがでしょうか。

 


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