RETAIL TECH 2020.06.17

小売店が成長するために必要なデータ分析とは?活用すべき形式4つを紹介

“雨の日が続いて売上が前週よりも40万下がってしまった”

“A店よりもB店の方が入店者が2倍以上多い”

など、小売店で数字を追うことは当たり前のこととなっています。

 

細かい数字まで追わない店舗も中にはありますが、いずれにしろ売上や店舗の状況を客観的に見ることは必要です。

 

規模が小さい店舗の場合、店舗スタッフが来店者の年代性別や商品の売れ筋具合などを把握することは可能です。

 

しかし、前日、前週と比べてお店はどうだったかを本部スタッフに詳細に説明することは難しいことだと思います。

 

個人の感覚値ではなく、欲しい情報を“可視化”できるだけで

「今店舗に何が足りないのか」

「売上が下がっている要因は何か」

「売上を作っている商品は何か」

などの事実を把握しやすくなります。

 

データ化をしたいけど何から始めたらいいかわからない方や、データ分析の方法について改めて知りたい方にはぜひチェックしていただきたいです。

 

前回の記事:withコロナ時代は計測が必須?混雑状況の計測で成功している事例を3つ紹介

【1】まずは目的の明確化

最初にするべきことは、いきなりデータ集計・作成ではなく、それをする目的を明確にすることです。

 

「施策の効果検証をしたい」

「人員の最適化を目指したい」

「経費を削減したい」

などの目的を明確にすることで、分析するために最適なデータ形式は何か導き出すことが可能です。

 

もしデータ化の目的をとくに定めずにデータ化をした場合、

①店舗の課題

②課題を解決するためにどのような情報が必要か

改めて考えてみる必要があります。

 

【2】小売店業界では必須?よく出てくるデータ形式4選

様々な業界の中でも、小売店は数字を追う機会がかなり多いです。

 

売上、来店者数、来店者の年代・性別の割合…など、多くの情報を抱えなければいけない店舗がほとんどかと思います。

 

そこで、情報を視覚化するために小売店でよく活用されているデータ形式を、4つに絞ってご紹介いたします。

 

・クロス集計表 

2つ以上の質問項目をかけ合わせ、集計した表のことをクロス集計表と言います。

 

作り方はシンプルで、列と行に項目の見出しを並べ、その交わった部分に合計や個数などを記入します。

 

例えばアンケートの結果を集計し、質問事項とその回答結果をまとめる時に活用できます。

 

とくに年齢・性別で分けてアンケートを実施した場合、それぞれの層の回答を表で比較することが可能です。

 

・棒グラフ

棒グラフは作成しやすく、見れば一瞬で理解できるのが特徴的です。

 

自社で売れている商品2つの売上の開きを調べる場合や、他社の数値と比較するときに活用できます。

 

しかし、棒グラフを使う場合は目盛りの設定に注意しなくてはなりません。

 

何も考えずにグラフ化すると、目盛りの幅が狭まりすぎて、実際の数字よりも開きが目立ってしまうこともあり得ます。

 

明らかに2つの棒グラフに開きがあった場合、目盛りの幅を広げてみることをおすすめします。

 

・ABC分析

重要項目を洗い出すために使えるのがABC分析です。

 

商品全体の中で売上に貢献しているものや、改良・撤退を検討するべき商品を視覚的に見分ける際に有効です。

 

ABC分析の特徴は、各項目の値が棒グラフで売上順に表示され、構成比の累計が折れ線グラフで表示されます。

 

そこから累積売上割合によって、

Aランク:累積売上割合7割までの商品

Bランク:7割~9割の商品

Cランク:9割~10割の商品

と分け、発注時において一番重要な商品かそうでないか区別しやすくします。

 

商品計画や商品の在庫管理、コスト見直しなどに使えます。

 

・折れ線グラフ

折れ線グラフはデータ分析の中でもよく使われるものです。

 

時系列で数字の変動をシンプルに把握することができるため、活用される場面が多いです。

 

季節や曜日など、様々な要因から数字の傾向を観察し、将来の数値も予測しやすくします。

 

また、他の店舗のグラフ(数値)と重ねることもできるため、1つの図で容易に多店舗と比較することもできます。

 

【3】データを作る上で必要なのはビジュアライズ化

売上や商品の売れ行きについて店舗内(企業内)でミーティングする場合があるかと思います。

 

エクセルシートなどでそれぞれの数字を記載し、情報共有する場合がありますが、数字だけ見てもいまいち実感できない方もいるのではないでしょうか。

 

とくに、新しい店舗担当者や、急遽ミーティングに加わった外部の方が数字だけ共有されても理解が進まないかと思います。

 

数字を見て「いつもより好調」と思う人もいれば、「何となく悪い気がする」と思う人もいて、共通認識がずれることも考えられます。

 

知識や経験に関わらず、関係者全てが状況を把握するためには、グラフや表によってビジュアルで示すことが必要です。

 

数値を計測したままではなく、分析をして次の施策につなげてみてはいかがでしょうか。



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